共働きの二人暮らしでも猫は飼える?留守番時の注意点や準備すべきことを解説

共働きの二人暮らしでも猫は飼える?留守番時の注意点や準備すべきことを解説

共働きの二人暮らしで猫を飼いたいと考えているものの、「留守番時間が長くて大丈夫だろうか」と不安に感じている方も多いはずです。日中は仕事で家を空けることが多く、猫に寂しい思いをさせてしまうのではないかと心配になるでしょう。

しかし、適切な環境を整えれば、共働きの二人暮らしでも猫を飼うことは十分に可能です。猫は比較的留守番が得意な動物であり、二人で協力すれば世話の負担も分担できます。

本記事では、共働きの二人暮らしで猫を飼うメリットとデメリット、飼う際の注意点を解説します。

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共働きの二人暮らしで猫は飼える?

共働きの二人暮らしでも猫は飼える?留守番時の注意点や準備すべきことを解説_1

共働きで日中家を空けることが多くても、猫を飼うことは十分に可能です。猫は犬と違って散歩の必要がなく、一人でも静かに留守番ができるため、共働き世帯に向いているペットといえます。

猫は1日の大半を寝て過ごす動物で、睡眠時間は12時間から16時間にも及びます。水とトイレ、安全な環境さえ整っていれば、8時間から10時間程度の留守番は問題ありません。

また、二人暮らしの場合は一人暮らしと違って、どちらかが早く帰宅できることも多いでしょう。朝の世話は一方が担当し、夜の世話はもう一方が担当するなど、役割分担ができる点もメリットです。

ただし、留守番環境をしっかり整えることや緊急時の対応を事前に考えておくことが重要です。適切な準備と工夫があれば、共働きの二人暮らしでも猫を幸せにすることができます。

なお、共働きの同棲カップルが猫を飼うことを検討している場合は、以下の記事もご参考ください。

共働きの二人暮らしで猫を飼うメリット

共働きの二人暮らしで猫を飼うことには、一人暮らしにはないさまざまなメリットがあります。二人で協力することで猫の世話がしやすくなり、猫にとっても飼い主にとっても良い環境を作れます。

ここでは、共働きの二人暮らしで猫を飼うメリットを解説します。

共働きの二人暮らしで猫を飼うメリット
  • お互いに負担を分担できる
    世話や費用を二人で協力して担当できる
  • 猫が寂しさを感じにくい
    一人より留守番時間が短くなりやすい
  • 帰宅後の楽しみが増える
    猫が待っていることで仕事の励みになる

お互いに負担を分担できる

二人暮らしの方が猫を飼うメリットは、猫の世話や費用をお互いに分担できることです。一人暮らしでは全ての負担が自分にかかりますが、二人いればそれぞれに合わせて役割を分けられます。

例えば、朝早く出勤する人がフードを与えて、帰宅が早い人がトイレ掃除をするなど、お互いのスケジュールに合わせた分担ができます。また、どちらかが残業や出張で帰れない日でも、もう一方が猫の世話をできるため安心です。

費用面でも、一人で全額負担するより経済的な負担が軽くなります。突発的な医療費が発生しても二人で分担すれば、家計への影響も抑えられるでしょう。

猫が寂しさを感じにくい

二人暮らしの場合、一人暮らしに比べて猫が一人ぼっちになる時間が短くなる傾向があります。どちらか一方が早く帰宅したり、休日が異なったりすることで、猫が長時間留守番する機会が減るためです。

出勤時間や帰宅時間がずれていれば、猫が完全に一人になる時間を短縮できます。また、週末の休みが重ならなければ、平日でも猫と過ごせる日が増えるでしょう。

さらに、週末の休みが重ならなければ、平日でも猫と過ごせる日が増えます。一人暮らしだと平日は毎日留守番になりますが、二人暮らしならどちらかが休みの日は猫も寂しくありません。

帰宅後の楽しみが増える

仕事で疲れて帰宅した時、可愛い猫が待っていてくれることは癒しになります。共働きの二人暮らしで猫を飼うと、帰宅後の時間がより充実したものになり、仕事の励みにもなるでしょう。

仕事で嫌なことがあった日でも、猫の可愛らしい姿を見れば気持ちが和らぎます。甘えてすり寄ってきたり、膝の上で丸くなったりする姿は、何にも代えがたい癒しです。

また「早く猫に会いたい」という気持ちが、仕事を頑張る原動力にもなります。残業を断って定時で帰ろうという意識が高まり、二人とも早く帰宅するようになるカップルも少なくありません。

猫がいることで、仕事とプライベートのメリハリがつき、充実した毎日を送れるようになります。

共働きの二人暮らしで猫を飼うデメリット

共働きの二人暮らしで猫を飼うことにはメリットがある一方で、デメリットも存在します。特に留守番時間の長さなど、共働きならではの課題があることを理解しておく必要があります。

ここでは、共働きの二人暮らしで猫を飼うデメリットを解説します。

共働きの二人暮らしで猫を飼うデメリット
  • 日中の留守番時間が長い
    二人とも不在で猫が一人になる時間が長くなる
  • 急な残業や出張に対応しにくい
    突発的な予定で帰宅が遅れると猫の世話ができない
  • 体調不良時の対応が難しい
    二人とも仕事があると猫の異変に気づきにくい

日中の留守番時間が長い

共働きの場合、通勤時間を含めると日中10時間以上家を空けることも珍しくありません。二人とも不在の時間は猫が完全に一人になるため、寂しさやストレスを感じる可能性があります。

猫は留守番が得意な動物ですが、それでも限度があります。特に子猫や高齢猫、甘えん坊な性格の猫は、長時間の留守番が大きな負担になることも。飼い主の不在中に吐いたり下痢をしたりしても、夜まで気づけない危険性もあります。

また、留守番時間が長いと猫との触れ合う時間が限られてしまいます。朝はバタバタと出勤準備をして、夜は疲れて早く寝てしまうと、猫と遊ぶ時間がほとんど取れません。猫にとって飼い主と過ごす時間は大切なため、意識的にコミュニケーションの時間を確保する必要があります。

なお、猫の留守番は何時間までOKか気になる方は、以下の記事もご参考ください。

急な残業や出張に対応しにくい

共働きの場合、二人とも急な残業や出張が入ることがあります。一人が対応できなくても、もう一人がカバーできれば良いですが、同時に予定が入ってしまうと猫の世話が難しくなります。

急な予定で困る状況は、以下の通りです。

急な予定で困る状況
  • 二人とも残業になる
  • 出張が重なる
  • 飲み会の誘いが入る
  • 休日出勤が入る

特に困るのが、二人同時に急な予定が入った時です。片方が対応できれば問題ありませんが、繁忙期などで両方とも残業が続くと、猫が長時間一人になってしまいます。自動給餌器があればフードの心配は減りますが、トイレ掃除や体調チェックはできません。

また、出張が重なった場合は、ペットホテルやペットシッターを急遽手配しなければなりません。予約が取れなかったり、費用が高くついたりする可能性もあります。仕事の予定が読めない職種の場合は、特に注意が必要でしょう。

体調不良時の対応が難しい

猫の体調が急に悪くなった時、共働きだとすぐに動物病院に連れて行くことが難しい場合があります。二人とも仕事中だと、猫の異変に気づくのが遅れたり、対応が後回しになったりする危険性も。

猫は体調不良を隠す習性があるため、朝は元気そうに見えても、実は具合が悪いことがあります。出勤後に急に悪化しても、見守りカメラで気づいたとしてもすぐには帰れません。帰宅した時には症状が進行していて、緊急対応が必要になるケースも考えられます。

また、動物病院の診察時間は平日の日中が中心です。仕事を早退したり休んだりしなければ連れて行けないため、職場の理解が得られないと治療が遅れてしまいます。二人とも重要な仕事がある日に限って猫が体調を崩すこともあるため、事前に夜間対応可能な動物病院を調べておくと安心です。

共働きの二人暮らしで猫を飼う際の注意点

共働きの二人暮らしでも猫は飼える?留守番時の注意点や準備すべきことを解説_2

共働きの二人暮らしで猫を飼う場合、留守番時間が長くなることを前提に環境を整える必要があります。適切な準備と工夫をすることで、猫が安全で快適に過ごせるようになります。

ここでは、共働きの二人暮らしで猫を飼う際の注意点を解説します。

共働きの二人暮らしで猫を飼う際の注意点
  • 留守番環境を整える
    安全で快適に過ごせる空間を作る
  • 自動給餌器や見守りカメラを活用する
    便利なグッズで留守番の不安を軽減する
  • 役割分担を明確にする
    世話の担当を決めて負担を偏らせない

留守番環境を整える

共働きで留守番時間が長くなる場合、猫が安全で快適に過ごせる環境をしっかり整えることが重要です。水やトイレはもちろん、温度管理や安全対策も欠かせません。

留守番環境を整えるポイントは、以下の通りです。

留守番環境を整えるポイント
  • 水を複数箇所に置く
  • トイレを複数用意する
  • エアコンで温度管理する
  • 危険なものを片付ける
  • 退屈しないようにする
  • 窓からの景色を確保する

水は倒してしまう可能性もあるため、少なくとも2カ所に設置しておきましょう。給水器タイプを使えば、新鮮な水を長時間保てます。

トイレも複数あると、ひとつが汚れていてももうひとつで用を足せるため安心です。また、誤飲事故を防ぐため、輪ゴムや小物は全て片付けておきましょう。

どうしても安全面が不安な場合は、留守番中にケージを活用するのもひとつの選択肢です。ただし、長時間の閉じ込めはストレスになるため、帰宅後は必ず自由に過ごせる時間を作ってあげましょう。

なお、共働きで留守番中に猫をケージに入れることを検討している場合は、あわせて以下の記事もご参考ください。

自動給餌器や見守りカメラを活用する

共働きで留守番時間が長い場合、便利なグッズを活用することで猫の安全と飼い主の安心を確保できます。特に自動給餌器や見守りカメラは、共働き世帯にとって役立つアイテムです。

活用したい便利なグッズは、以下の通りです。

便利なグッズ
  • 自動給餌器
  • 見守りカメラ
  • 自動給水器
  • 自動トイレ

自動給餌器があれば、残業で帰宅が遅れても猫が空腹になる心配がありません。タイマーで設定した時間に適量のフードを出してくれるため、食事の時間を守れます。機種によっては音声録音機能があり、飼い主の声で猫を安心させることも可能です。

見守りカメラは、仕事中でも猫の様子を確認できる優れものです。元気に遊んでいる姿を見れば安心できますし、体調に異変があればすぐに気づけます。

役割分担を明確にする

共働きの二人暮らしで猫を飼う場合、世話の役割分担を明確にしておくことが大切です。曖昧なままにしておくと行き違いが起こり、猫の世話が疎かになってしまいます。

役割分担で決めておくべきことは、以下の通りです。

役割分担で決めておくべきこと
  • フード
  • トイレ掃除
  • 買い出し
  • 通院の付き添い
  • 費用の分担

例えば、朝早く起きる人が朝のフード担当、帰宅が早い人が夜のトイレ掃除担当など、お互いのスケジュールに合わせて分担すると無理がありません。

大切なのは、どちらか一方に負担が偏らないようにすることです。「いつも自分ばかりがやっている」という不満が溜まると、関係が悪化する原因になります。

定期的に話し合いの場を設けて、負担のバランスが取れているか確認しましょう。状況が変わった時は、柔軟に分担を見直すことも必要です。

共働きの二人暮らしで猫を飼う前に準備すること

猫を迎える前に、しっかりとした準備をしておくことで安心して飼育を始められます。特に共働きの場合は、留守番時間が長くなることを見据えた準備が必要です。

ここでは、共働きの二人暮らしで猫を飼う前に準備することを解説します。

共働きの二人暮らしで猫を飼う前に準備すること
  • ペット可物件を探す
    猫の飼育が認められた物件に住む
  • 費用を確保する
    初期費用と毎月の飼育費用を用意する
  • 緊急時の預け先を確保する
    出張や残業時に頼れる人や施設を見つける
  • 動物病院を探す
    通いやすく信頼できる病院を事前に探す

ペット可物件を探す

猫を飼う大前提として、ペット飼育が認められている物件に住んでいる必要があります。現在ペット不可の物件に住んでいる場合は、まず引っ越しを検討しなければなりません。

ペット可物件を探す際のポイントは、以下の通りです。

ペット可物件を探す際のポイント
  • 猫の飼育が許可されているか確認する
  • 飼育頭数の制限を確認する
  • 追加費用を把握する
  • 退去費用を確認する
  • 共働きに適した立地か検討する

ペット可物件でも、管理規約によって飼えるペットの種類や頭数が制限されています。契約前に必ず管理会社や大家さんに、猫の飼育が可能かどうか確認してください。

また、共働きの場合は通勤時間も考慮が必要です。職場から遠い物件を選ぶと留守番時間が長くなってしまうため、できるだけ通勤に便利な場所を選びましょう。

費用を確保する

猫を飼うには毎月の飼育費用や突発的な医療費など、継続的にお金がかかります。共働きで収入があっても、計画的に費用を確保しておかないと、後で家計が苦しくなってしまいます。

確保しておくべき費用の目安は、以下の通りです。

確保しておくべき費用の目安
  • 初期費用:約18万円〜35万円
  • 毎月の費用:約5,000円〜1万円
  • 年間の医療費:約2万円〜5万円
  • 緊急時の医療費:10万円以上

二人暮らしの場合、費用の分担方法も事前に決めておきましょう。折半にするのか、収入に応じて負担割合を変えるのか、話し合って決めることをおすすめします。

特に重要なのが、緊急時の医療費に備えることです。突然の病気やケガで手術が必要になれば、数十万円かかることも珍しくありません。ペット保険に加入するか、二人で毎月数千円ずつペット用の貯金をしておくと安心です。

「お金がないから治療を諦める」という事態だけは避けなければなりません。自分たちの生活費を圧迫せず、猫にも十分なケアができる経済状態を確保してから迎えましょう。

なお、猫を飼う費用についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご参考ください。

緊急時の預け先を確保する

共働きの場合、二人とも急な出張や残業が重なることがあります。そんな時に猫を預けられる場所を事前に確保しておくと安心です。

緊急時になってから慌てて探すのではなく、猫を迎える前に準備しておきましょう。確保しておきたい預け先の選択肢は、以下の通りです。

確保しておきたい預け先の選択肢
  • 家族や友人
  • ペットホテル
  • ペットシッター
  • 動物病院の預かりサービス

理想的なのは、近くに住む家族や友人に頼めることです。猫も知っている人なら安心できるうえ、費用もかかりません。ただし、事前に本当に預かれるか確認しておく必要があります。

家族や友人が難しい場合は、ペットホテルやペットシッターの利用を検討しましょう。事前に施設を見学したり、口コミを確認したりして、信頼できる預け先を見つけることが大切です。

料金体系や予約方法も把握しておくとスムーズです。いざという時に予約が取れないこともあるため、複数の選択肢を用意しておくことをおすすめします。

動物病院を探す

猫を迎える前に、通える範囲内で信頼できる動物病院を探しておくことが重要です。病気やケガが起きてから慌てて探すのではなく、事前に候補をいくつか見つけておきましょう。

共働きの場合、平日の日中に通院するのは難しいことが多いです。そのため、夜遅くまで診察している病院や土日も開いている病院を選ぶと便利です。

また、深夜に猫の容態が急変した場合に備えて、24時間対応の救急病院も調べておきましょう。自宅から30分以内にあれば理想的です。

猫を迎えてから最初の健康診断やワクチン接種で病院を訪れた際に、獣医師の対応や院内の雰囲気も確認しておくことをおすすめします。

まとめ

共働きの二人暮らしでも猫は飼える?留守番時の注意点や準備すべきことを解説_3

共働きの二人暮らしでも、適切な準備と工夫をすれば猫を飼うことは十分に可能です。お互いに世話を分担できることや猫が寂しさを感じにくいなど、二人暮らしならではのメリットもあります。

ただし、留守番時間が長くなることや、急な残業や出張への対応など、共働きならではの課題も存在します。留守番環境をしっかり整え、自動給餌器や見守りカメラなどの便利グッズを活用しましょう。

猫を迎える前には、ペット可物件への引っ越しや費用の確保など、必要な準備を済ませておくことが大切です。二人で協力し合えば、仕事と猫の世話を両立させながら幸せな生活を送れるでしょう。

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